カレッジ入学から今迄の道のり

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初めて学校に行った日のことはよく覚えている。4月26日、あの日の朝、不安と期待を胸に学校へ一歩足を踏み入れた時から、私の学校生活が始まった。何もかも、やることすべてが初めてのニュージーランドの学校生活。わかっていたことだったけれど、日本の学校との違いに驚き、少し戸惑うこともあった。そして予想をはるかに越えて大変だった。広い敷地にゆとりをもって建っている校舎、芝生で覆われたきれいで広いグランド。私の行っていた日本の学校とは全く違う。学校の中の自然の多さには驚いた。ここはたくさんの自然に囲まれ、ゆとりを持った学校生活が送れる。

 授業の雰囲気も全然違う。私が行っていた学校は一クラスが40人、クラスの仲間とは同じ時間割りで、一日中一緒だった。でもここでは一時間毎、教室もクラスの仲間もすべて違う。一クラスも日本より少なく、20人〜30人位だ。だからひとりひとりを大切にしてくれる。みんなも質問など自由に発言できる。先生もわかるまでていねいに教えてくれる。教科の数も6こと少ない。日本では10教科以上習わなければいけなかったけれど、ここでは自分の好きな教科を選んで学べる。だから一教科にかける時間はとても長く、その教科について深く学ぶことができる。

 私は Math (数学)、Human Biology(生物のうちの人間だけ)、 Geography(地理) Art(美術)それとESOL(留学生のための特別英語)を二つとっている。どの教科も難しい。4月当初は授業についていくのも大変だった。英語が全く聞き取れず、先生や友達が何を言っているかもわからなかった。それに教科書やノートに書いた事も読めなかった。Geographyで宿題を出されると、答に辿り着くまでに2時間3時間とすごく時間がかかることが多かった。もちろん辞書なしには何一つできなかった。テストも問題が理解できず、本当に苦労した。例え問題がわかっていても答が思う通りに書けなかった。これほどくやしいことはなかった。私にとって「英語」という壁は予想以上に高く、大きかった。

 特にGeographyは説明を書かなければいけないのが多く、本当に大変だ。自分の英語力のなさをつくづく感じる。勉強する内容もニュージーランドのことが多く、初めて習う事ばかりなので難しい。でも難しい授業の時や困ったことがある時、いつでもESOLの先生やティーチャーエイドのスタッフが助けてくれる。わかりやすく言い替えてくたり、質問の意味をうまく教えてくれる。私達留学生にとって、とても学びやすい環境にあると思う。

 あれからもう半年も経った。とても早かった気がする。勉強の他にもいろいろな事を学んだ。いろいろな国の子と友達になって、視野が広がったと思う。前とは一味違った目で、日本、世界を見られるようになった気がする。この半年間は私の歩んで来た15年間の中で、一番内容が濃く充実していた半年間だった。